夢

食堂みたいな室内の奥はコタツがある実に家庭的な生活空間がある。
その四畳半位の和室で私は身長1m位のおかっぱ頭の女性(子供ではなく30歳位の大人だった)と何やら立ちながら打ち合わせをしている。
どうやらこの後私は海に入るらしい。
女性は「この前が良かったんでね〜この前が良かったんでね〜。」となだめる様に私に言う。
私は白いTシャツにジーンズ姿だった。
私は意を決してガラガラとガラス戸を開けて外に飛び出した。
するとそこには浜はほとんど無く、出てすぐ海!みたいな様子だった。空は曇っている。
私はジャバジャバと海に入り浅瀬に寝転び暴れた。波は高くはない。
それは初期吉田栄作のPVの雰囲気だった(良く知らないが)。
ひとしきり暴れた後で私は海から上がり、すぐの海の家に入り、台所で体の砂を落とした。
台所のシンクは勿論ボコボコしたアルミ製だ。
するとなんだか口内に砂と共に、ある違和感を感じた。
「ペッス!」と吐き出すとなんだか海藻らしき物が出てきた。そしてそれはどことなく山菜の様にも見えた。
背後に先程の女性の視線を感じる。
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