恋と来日の予感
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私は本日、ようやく手に入れたDEFTONESの新譜『KOI NO YOKAN』をじっくりとチェックしております。
まずタイトルに腰が抜けます。『恋の予感』ですからね。邦題じゃなくて全世界的正式タイトルが『KOI NO YOKAN』って…。いつもタイトルがどこか素っ頓狂で良いのですが、今回は特に凄まじいです。
前作『DIAMOND EYES』(2010年)はバンドのベーシストで2008年に交通事故に遭い脳に重傷を負ってしまったメンバーのチ・チェンに捧げたアルバムだったと思う。
チは現在も治療中だが意識はまだ戻っていない。
だからか、ヘヴィーな曲より『SEXTAPE』の爆発的美しさや『976-EVIL』の切実な叫びの方がリアルに感じてしまいアルバムとしては正直私ははまらなかった。
前々作『SATURDAY NIGHT WRIST』(2006年)がかなり気に入っていたし、チのドルドルしたベースの音が無いのはかなり残念だった。
そして新譜を聴いて感じたのは、あぁ、前作は新しいメンバーでのデビュー作だったのだと。
そして…今回は良いな!
本来の野生が復活している!
ストレートな歌詞が多い様に感じ、何だか嬉しかった。
私は現在のラインナップでのライブを観ていないので是非体験してみたいですな。来年のオズフェストで来てくれると勝手に思っておりますがいかがでしょうか?
久々にチノの勝新太郎っぷりを生で観たい!
- Category: 飯野雅彦
- Posted by: 飯野 雅彦
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