出さざるをえない
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東京は雨ッスね。
そんな雨の中、私は引き続きBOB DYLANについてうっすらと考えている訳です。
とある文献によると、彼が1992年にリリースした全曲古い曲のカバーのアルバム『GOOD AS I BEEN TO YOU』に関しては「曲作りをやめていて、新しく作りたいという気持ちが無くなっていた。再び何かを書こうとは決して思わない。」という心境だったらしい。
しかし当時マスコミはそんな彼の気持ちとは裏腹に「原点回帰!」などと評していた、というのが面白い。
1992年と言えば世はあの「グランジ」である。
注目すべきは、そんな心境でも、そんな音楽シーンでも何かしら「出していた」という点だと思った。
外は雨。
何となく来年の事を考えてしまった。
何をやらざるをえない、のか?
- Category: 飯野雅彦
- Posted by: 飯野 雅彦
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