ANOTHER SIDE OF『睦美』

130819_1416お疲れ様でっす!
コメントありがとうございますね。
「実話です。」と知った時のお二人の様子に私はクスクスしてしまいましたよ~。
さてさて昨日まで上演しておりました『睦美の「女優志願」』の振り返りであります。
今回の上演は色々なチャレンジが含まれていました。
初の台本ありの独り芝居。というのは勿論ですが実は重要だと思っていた点は
『どこまでシンプルに削ぎ落とした環境で芝居が出来るか?』
でした。
普通は「演劇やります」って言ったら自動的に「下北沢とかで、小劇場で、照明さん音響さん雇って…赤字で…。」になりがちですが、私は絶対に違う、それだけではない!と思っていて、「だったら創意工夫して証明してやる!」というのが最初の衝動でした。
最近も色々ありましたが、商業主義に則って「芝居がしたい」人々の思いを食い物にするノルマとかそういう世界に対して「こんな所でも、こんな風に工夫したら舞台作れんだぜ!」って現実に見せたかった。
そして芝居を金儲け人間の手から表現者の元に取り戻したい。そんな思いです。
だからお客様に楽しんで頂いたのが最高に幸せだったのは勿論の事、観に来てくれた表現者仲間が熱くなってくれていた様子に本当に「やって良かった…。」と思いました。ウヒョーイです。
つまり表現者(役者は勿論、スタッフも表現者だ!)とお客様(も表現者ですね)がドンドン心の筋トレして自立していけば演劇界にはしょーもないトラブルは皆無!になると信じておりますよ。
そしてセットがシンプルだったらフットワークが軽くなり、もっと色々な場所で上演も出来るし、披露出来る作品が増えればそれをまとめて上演する地方公演もさほど難しくない。
あ、それとこういう規模の作品なので、もし「友達が何人か見たいと言っていて、他にも20名位集まりそうなんで『睦美~』を近所の公民館でやってくれませんか?」みたいなオファーがあったらヒョイとやっていきたいと思っております。そういう感じでカジュアルに演劇を届けられたら嬉しいですね~。
一先ず3作品出来たら東京を飛び出してみるかな…先ずは名古屋、そして福岡とかかな?なんて妄想するとワクワクします…。
という訳で己の作での独り芝居は定期的に上演していくつもりであります(次回作に向けて既に構想が…あります)ので皆様お時間ございましたらまた是非どうぞご参加下さいませ。心よりお待ち申し上げております!

そして今回の期間中BGMは朝はDAVID BOWIE『THE NEXT DAY』。特に第4弾シングル『VALENTINE’S DAY』。PVのシンプル感は芝居に影響してますね。
そして寝る時にTOTO『FAHRENHEIT』。特に『I’LL BE OVER YOU』。夏に合うアルバムです。
最後に次の私のパフォーマンス情報ですが9/4(水)新宿ゴールデンエッグにてPM7:00スタートのライブイベントにミカサノ君に誘われ出ます…がまだ何するかは未定!
  • Category: 飯野雅彦
  • Posted by: 飯野 雅彦
  • Comment : (1)

コメント

  1. たかお より:

    雅さん、
    ムーブ町屋で行ったのも意図があったんですね!
    シンプルさは相当感じていました☆

    照明の程良い明かりが、夏の風物詩的なニュアンスを序盤に少し感じてしまいました!

    第二、第三の作品、楽しみにしています(^_^)