今、郷ひろみ著『ダディ』を読んでいますが、知らなかった!これは強力なサスペンス小説ではないか!こんなにヒヤヒヤする話はそう無いですな。これは…どこまで実話?…いや実話なんでしょうけど、荒々しい内容だ!ちょっと不謹慎な位に漂うユーモアは計算なのだろうか?今の本人の姿と照らし合わせてみると感慨も一入。そんな事を思いながら『具合会』稽古をしてると自ずと誤解と説明不足から生じるいざこざのシーンをやりたくなる。人間くさいシーンは掘り下げ甲斐がありますです。
私は暑がり(通称「ガーリー」)なので最近はもう自宅ではタンクトップに衣替え(つまり「トッパー」)している。そんな今日。やけに右肩あたりがこそばゆい。多分抜けた髪の毛とかが乗っかってサワサワしてんだろ、と思って右肩口をチェックしても髪の毛は無い。蚊でもいんのか?と思ったがいない。でもサワサワは止まらない!何このサワサワ?とパニクっていたら…見えた…。サワサワの原因が見えた!右肩のてっぺん辺りに20cm位の長さの真っ白い宝毛(って言うのでしょうか)が生えていて、それがサワサワしていたのが原因だった。袖がある服では外に露出しない部分からの発生だったのでトッパーにならないとその存在には気付かなかった、というカラクリだ。知らない内に己の何かが成長していた、ってなんかロマンがあるな!と思いました。そんな中『具合会』の稽古。ほとんど社交ダンスのフリ真似して終了。本番まで2週間。楽しみです。
ちょいとまた楽曲製作作業に入り、慣れないキーボードを弾きまくってますがヤバイ…。あんまりにも急に鍵盤弾きまくると腱鞘炎めいた強張りが!改めてピアニスト尊敬です。すげー重労働ですよね。休み休みで…。
稽古前にちょいとコンビニにいたら、四歳位で凄いプニプニした感じの女の子が痩せたお父さんといて、しかもその子は「ね~れむ~、て~れて~。」みたいな謎の歌を歌いながら両手を広げて回転し続けているのである。その光景は実に微笑ましく店内にいた誰もがちょっとニコニコしていた。その時だ!「ガン!」という音を立てて女の子が回転の流れで腕を棚にぶつけてしまったのだ!店内にいた全員が「ハッッ!」とした!のを嘲笑うかの様に女の子は完全にノーリアクションでそのまま回転し続け、歌い続けたのだった。彼女の本能の優先順位は①回転②歌③痛み(①と②は場合によっては入れ替わる)という事なのでしょう。で、稽古にイン!今日は車の査定をしていたら車の下部(裏側)にジャッキー・チェンみたいにへばり付いている人がいて、その人込みで査定するか否かで悩み、最終的に「込みで査定」に落ち着き、ならばという事でその人と話しながらその人の「人間としての価値」を問う!という話を創作。落ちは、実はトランクにまだその人の家族が入っていて査定やり直し、みたいな。明日も頑張ります。
「久々なんで説明が必要なのでは?」との指摘があり、ではという訳で『具合会』とは何か?の説明を簡単に。基本的には独り芝居なんですが、芝居の内容は事前に決めずに私がその瞬間に思い付いた事を話し、そしてそこから思い付いたストーリーを芝居にしていく、という行き当たりばったりな進行のライブです。会場となる場所は舞台ではなく単なる視聴覚室。ですので特別な照明、音響の設備無し。勿論セット無し。音が必要なら口でやるし、セットが必要なら体でやるという感じ(やらざるを得ない…)。『室内での路上ライブ』といった雰囲気でしょうか。特に「お客様からお題拝借」みたいなことはありませんがなにせ上記の様な荒々しい構成のライブなのでお客様の想像力は相当拝借させて頂くことにはなります。多くの方には「疲れる!」と言われてしまうライブですが、まあ月一ですので共に知恵熱沸騰させてみようか、という勇気ある好奇心をお持ちの方々の参加を心よりお待ちしております。という訳で今朝は朝練!ほとんど「日本人のラッパーの自己紹介は何故みんなあんな感じになってしまうのだろうか?」をテーマにその様子を練習していました。YO!
で、飽きたのでお茶するのです。