ホントに一瞬をかけていた
1983年の原田知世主演映画『時をかける少女』を随分久しぶりに鑑賞です。原田の魔的な魅力の頂点を真空パックした奇跡的なドキュメンタリーフィルムではないか。大林監督のコメントを聞いてかなり納得。「中学卒業から高校入学までの28日間で一気に撮った。」等フムフムです。もうひとつフムフムだったのが「この後、役者の芝居のトレンドが、芝居なんだか本人の癖なんだか分からないものになってきて、まっすぐ棒読みをしてストーリーを語る、という時代でなくなってきた。」みたいな監督の昔を懐かしむ様なコメント。これは意外と凄いトコを突いているのではないか?そして余談。この作品、岸部一徳演じる教師がこっそり実験室でとある薬物を生成していて、それに巻き込まれた少女の幻覚絵巻、としても観れる、と聞いた事がありちょっとそのつもりでも観てみた。不謹慎?さて、カフェオレでも入れますか!- Category: 飯野雅彦
- Posted by: 飯野 雅彦
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