131014_1511日曜日の午後4時頃。
曇りの日だったので辺りはもうかなり薄暗くなっている。
そんな中私は10畳位の広さの部屋にいる。
そこは学校の理科室の様な雰囲気だが机や椅子といった物は一切無くガランとしている。その代わりにあるのはカラオケの機材だった。
外と同様に暗く冷たい部屋にカラオケの画面だけが明るく光っている。
目が慣れてきたらそこには私を含めて7~8名の人々がいた。
しばらくすると曲が始まった。
米米CLUBの『SHAKE HIP』だ!
するとそこにいた人々は薄暗い室内でワサワサと無言のまま盛り上がり始めた。
「誰が歌うのか?」「誰が歌うのか?」みたいな駆け引きの雰囲気が続き、イントロももう終わり…いよいよ歌!となった瞬間、背の高い男がクネクネ乗りながらマイクを手に熱唱し始めた!
その男は福○雅○だった!
○治は独特のツヤツヤ歌唱でワンコーラス歌い終わると「ハイッ」みたいにいきなり私にマイクを渡した。
「ゲッ!」と思ったが盛り上がっていた場を裏切れずに続けて歌うことにした。
曲が終わるとカラオケの会は終了してメンバーは帰っていった。
外に出ると曇り空だったがまだ明るかった。
室内の方が暗かったんだな…。
○山○○はメタリックレッドのデカいバイクに乗って帰っていった。
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