笑われた

090829_2221とある大きな通りを渡ろうと信号待ちしていた。その時通りは渋滞していて全く流れていなかった。所謂、駐車場状態だ。で、歩道にいるとすぐ目の前に停車しているトラックの運転手とその助手席に座っている人物と目があった。その二人は中近東出身だろうか、浅黒いはっきりした顔立ちに髭で、二人共ほとんど同じ様な顔に見えた。そしてキョトンとした表情で私の方を見ていた。私は特に気にする事無く「フー。」みたいな感じで一息つきながら鞄から目薬を出してポトリポトリと目に落とし「クー。」みたいな感じでリフレッシュした。そしてフッと視線を正面に戻すと、例の中近東二人組が同じ様にまだそこで停車していた。しかしひとつだけ違う点があった。それは…二人共私に向かって微笑んでいた、という事だ。何となく「へー、信号待ちの時間を利用して目薬をさしたりしたんだ~。へー。」みたいな顔を二人共しているのだ。またそれが二人共同じ顔!そしてそのままトラックはブイーっと進んでいった。行ってらっしゃい!
  • Category: 飯野雅彦
  • Posted by: 飯野 雅彦
  • Comment : (0)

コメント