与えられた目的

狙疲れ様です。
楽しみにしていた『AMERICAN SNIPER(邦題「アメリカン・スナイパー」)』を鑑賞。
「ムスタファが何のスニーカーを履いていたか。」
「4段階で変わっていく目的」
「ラストの無音」
終演後、私の頭にはALICE IN CHAINSの『ROOSTER』がかかっていた。
ベトナム帰還兵だった父の事をメンバーのジェリー・カントレルが曲にした、彼等のライブでは必ず最後に演奏されるナンバーだ。

「まだ俺を殺す術は見付からないのかい
刺すような汗と燃え盛る眼
どんな路地すら俺を何処へも導いてはくれない
妻と子と家のペット
軍隊の制服は危険な賭け
何処からか俺に向かって叫び声をあげる銃弾
雄鶏を殺しにやって来るのさ
そうさ、雄鶏が飛んで来るのさ
あいつには死ぬ気なんて無い
闊歩している背の高いマシンガン野郎
あいつらは俺の祖国で唾を吐く
グロリアが俺の息子の写真を送ってくれた
蚊の毒に備えて俺は錠剤を手に入れた
俺の肉体は虫の息
あぁ髪よ、やり遂げる為に力を貸し給え」

この映画を愛国映画だと思っている人は『BORN IN THE U.S.A.』を愛国ソングだと思っちゃってる人と同じ
「的を小さく見ている」
人なのでありましょう。
劇場での鑑賞を是非とも!

  • Category: 飯野雅彦
  • Posted by: 飯野 雅彦
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