夢
高級ホテル的な所にあったりする「屋上にあるプール」
で泳いでいる。
結構大きなプールだった。オリンピックとかの大会で良く見る競技用プール位の規模で、頭上はガラス張り。なんとなくビニールハウスの中にいる感じが無いでもない。
外は夜だ。微かな星の光とプールの底にある小さな照明だけがぼんやり水を照らしている。
ラグジュアリーな雰囲気だ。
私以外に水に浮かんでいる者はいなかった。
私は潜った。
潜って初めて分かったのは、このプールの底はとても深かった、というか底が見えない…海の様だ。
私は自分の体が青と白の縦縞模様になった事に気が付いた。
両手両足をバタバタして暫く水中をふらふらした。
息は想像以上に続いた。
5分位して水面に上がるとプールサイドの様子が変わっていて市民プールみたいなカジュアルな雰囲気になっていて沢山の客がいた。
私は地上に上がり休憩所らしき所に向かった。その間に黄色い水泳帽をぴっちり被った眼鏡をかけたおじさんに「こんにちは」と声をかけられた。
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