夢
一戸建て住宅が建ち並ぶ通りを歩いている。時刻はPM7:00頃らしい。
私はこう思いながらうろうろしている。
「どこか着替える所ないかな?」
キョロキョロしながら一件一件建物をチェックする。しかし普通の民家ばかりなのでめぼしい場所は中々ない。
暫くすると古ぼけた3階建てのビルが目に入った。
「あっ!あの稽古場、こんな所にあったんだ…。」
(実際にはそんな稽古場は知らないが)私はそこなら着替えられる、と思ってビルの中に入った。
入ると右手に事務所があり左手に地下に降りる階段があった。
稽古場は地下にある。
まずは事務所の戸を叩いた。
すると中からツルンとした白い顔をした若い男性が出てきてこう言った。
「今、下で稽古やってますんでちょっと場所はないですね〜。」
ならば用は無い…。
ビルを出て引き続き思った。
「どこか着替える所ないかな?」
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