夕方、私は道幅の狭い駅前の商店街の様な所にいる。そこはお洒落な、というよりは飲み屋が多いさびれた感じだった。
その場所は周りに比べて少し高くなっているらしく、坂を見下ろす様に振り返って見ると眼下に店がずーっと密集して続いて建っているのが分かる。駅らしき物も見える。「地方都市の街の灯り」だ。
その先の空に夕日が沈むのが見えた。
今はPM5:00位みたいだ。
夏の終わりの雰囲気がある。
私の周りには(誰だか分からなかったが)「仲間」「友人」みたいな男女が7名位いる。
雰囲気としては、我々は商店街にあるとある飲食店から「いや〜食った食った」的に出てきた、そんな感じだった。
その時だ。
夕日が見えていた空にその空を覆い隠す程大きな棒状の影が急に浮かんできた。
「なんだ、あれ?」と目を凝らすと、それは旅客機である事が分かった。
そしてその旅客機は一旦空に上がったと思ったら、丁度見下ろしていた商店街の先(1km先位?)に真っ逆さまに墜落した!
我々は「ゲッ!」と思いすかさず逃げ、近場の宿屋みたいな古い家に駆け込んだ。
どうやら外は旅客機の破片が飛び交っているみたいでビュンビュン音がする。
我々はゼーゼー言いながら勝手にその家の食卓に上がっていった。するとそこには夕飯らしき物が用意されてあった。
私は「さっき飯食ったばかりなんだよな…。」と思った。
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