130212_2238「荒川の土手」みたいな場所にいる。
私は浪人風の侍の格好をして土手に立っている。
そして土手を降りた辺りには撮影隊がスタンバっている。
これはどうやらロケの様だ。
土手の先を見ると50m位先に同じ様に浪人風侍が1人立っている。
すると突然優しい声で「スタート」の合図が出た。
私は何をするのか分からなかったが、とっさに「これか?」と思い、50m先の浪人に向かって全速力で走り、浪人を刀で切った後その勢いのままヘッドスライディングした。
そのスライディングは「そんな訳ない!」という程滑り続けた。
20m位は進んだだろうか。いつの間にかカットしていたらしく、私の所に助監督らしき若者がすっ飛んで来てこう言った。
「もう少し、こう何て言うか…もっとキャラ付けしてもらえますか?」
私は「なんだそれ?」と思ったが「まあ、どうでもいいや。」とも思った。
それより気になったのはさっき切った浪人の事だ。
「あれは…田村正和さんではなかったか?…。」
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