130124_2017車2台分位のガレージに家具や電化製品、棚には食器、衣服等が置かれてある。
全体的に「茶色い」室内だ。
そのかなり埃っぽい様子から、そこが中古品を扱っているディスカウントショップである事が分かった。
私はそこで、細かく端から端まで置いてある物をチェックしている。
しかし見れば見るほど埃が目につき、しかもロクな物がないのでもう帰ろうとした所、「これ、どうぞ。」と、このショップのおかみさんらしき女性にコーヒーとケーキを出されてしまった。
私は「この埃の中でスか…。」と、まあ有り難くは頂いたが、だからといってここで何か買い物が出来るかと言ったら、それはちょっと難しいな…とは思いながらも「せっかくだから。」と、引き続き物色してみた。
しかし見れば見るほどやはりの屑ばかり。
フヘ〜ハマったな、と思っていたら今度はそこのじいさん、親父さん、子供等が次々と現れ私に挨拶してくるではないか。
これは何か購入しないといかんかな?と無理やり探し出そうとしたが…やはりのゴミばかり。
そこでもう勇気を出して宣言した。
「分かりました!今回は特に無いのでまたの機会に!」
そしたらガレージのシャッターがグワーっと上がり始めた。
外は真っ暗闇だった。
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