欽ちゃん劇団ブログ

飯野雅彦の過去ログ

飯野雅彦の過去の書き込みです。

主題歌熱唱

主疲れ様です。
本日は11月封切り『アンダードッグ』の主題歌レコーディングでありました。
あらい君も立ち会いでワタナベカズキ指揮の下で作業は進行。
ワタナベの「じゃあケミカルブラザースみたいな感じで。」の演出は完全無視しながら弾き語り一発録りのレコーディングは2回程歌って終了。
その後に急にリクエストがあったBGM的な曲もその場で作って素朴に弾いて録音。
これにて『アンダードッグ』における私の作業は全て終了。後は完成を待つのみ!

蟻達にエールを!

蟻疲れ様です。
楽しみにしていた『ANT-MAN(邦題「アントマン」)』を鑑賞。
洒落がきいていて面白い〜。
蟻の大群的なヴィジュアルが苦手な方には要注意ですが…楽しめました!
中でも献身的に働く蟻達を応援したくなる!
キレイに並んで背中に荷物をセッティングされている姿なんてもう〜可愛らしい。感情移入し過ぎてアントニーがやられたときはもう…涙涙…です。
「MARVEL」物ではもう良くある事ですが…もし御覧になる場合はクレジットの最後までお席を離れない様に…。
もしかしてニッポンでは当たってないのかな?しかし次回作は決定みたいなので、次も期待してます!

DAY 4

9/21(月)
昨夜早寝だったからか、午前7時に目が覚める。
朝食を求めて1Fレストランに行くと(因みに私はあらいふとしと相部屋で20Fでした)窓の外は雨。ついに来たか…。
朝食後は部屋に戻り、ロビー集合の午前11時まで取り憑かれた様にまた「懐かしドラマチャンネル」を見る。
その中の『書剣恩仇録』という中国の時代劇みたいなかなり古いドラマが強烈だった。
コントみたいな簡素なセットで昔風中国人的衣装を纏った人々の芝居が進行していくと思ったら、登場人物の女性が(なんだか分からないが兎に角)逃げ出し、それを悪者風の男が追いかけた…と思ったら急に画面がガッサガサの荒い野外ロケの映像になり、ゆる〜い女性と悪者の追っかけっこになった。
そしてしばらくするとスタジオのコントになり又しばらくするとガッサガサ追っかけっこ、とその後は交互に展開して最後は急に終わるっ!みたいな…。
なにっこれっ!?最高!
因みにこの「悪者」が我ら『ヴォルコフノーマン』のギタリストYUKIOさんそっくりで腹が千切れる程楽しみました。
ドラマ見ながらずっと応援してましたからね「ユキオ!行け!走れっ!」とか言って。
この悪者の役の方(故人)は滅茶苦茶有名な役者さんらしいです。お顔の画像は…関係者の何かしらに転がっている模様なので是非チェックして頂きたい!
そして午前11時にチェックアウト&ロビー集合。
最後の全員ランチの後は最後のフリータイム。
心配された朝からの雨はすっかり止んだ!ヨシヨシ。
私は特に予定なかったので「カンフー用品店を見付けたので行く!」と気合い十分だった成さんについて行く事に決定!
今回滞在期間中ずっと我々をサポートしてくれた香港で役者をやっている友人Moni Wongさんをナビゲーターに結果総勢6名でそのカンフー用品店にワイワイ向かう事になった!
地下鉄を乗り継ぎ最寄り駅で降り、込み合う街中を進む。…確かあそこら辺…あっ!あった!オーあれスカ?
それがまた古〜い茶色〜いビルの6F、みたいなちょっと怪し過ぎる佇まい。
それでも頑張ってギュッとなってエレベーターで上がってみると、またこれがギュギュッとした小さい店。しかも取り揃えが…オープンフィンガーグローブ、プロテクター、トンファー、見たことない形の木刀や剣先各種、練習用木人(イップマン先生がカツカツやっていた奴)…店内には「倉田保明ワークショップ」の告知チラシ…。
これ…本気(マジ)の店じゃないすか…。
へー!何か買おうかと思いましたが、お土産感覚で買い物したら怒られそう〜。
しかし我等の成さんはキャッキャしながら練習用ヌンチャクご購入の後、店員さんと記念撮影してました、流石!
その後はお茶となる。
中々カフェが空いてなかったので仕方なく可愛らし〜いスイーツの店に転がり込む。
そこで皆の目に止まったのが「ドリアン饅頭」。これ…こっちでウケてるの?とMoniに尋ねると「みんながみんな好きという訳ではないが半分位の人に支持されている。」との事。ホー!
私は今までドリアンを食べた事がない。しかしまあ…行っときますか!という訳で注文。出てきた物は緑色の可愛らしいお饅頭。
成さん等と切り分けて頂くと…これは…味は生々しい栗?みたいだがまあ食えるが、匂いは…
「ガスみたい…ガス臭いッスね〜。」
よくある「ん?なんかちょっとガス臭いない?」の状況の時のあの、あれそのままの匂いがする…。
これはちょっとネバーアゲインかな〜なんて思いながらも暫くは成さん命名の
『ガス饅頭』
のワードで盛り上がったのであった…。
午後4時に全員再集合。遂に街を離れる時が来た…。
セキさん、モニ、そして香港のスタッフの皆様!今回もありがとう!お世話になりました!の挨拶の後、ハイウェイバスに乗り込み空港に向かう。SEE YOU GUYS!
道路が若干混み、フライトの1時間ちょっと前に空港に着きすぐにチェックイン。荷物を預ける等の手続きをする。楽器が多いので毎回時間かかる。
今回のツアーは実にスムーズだった。ストレスになる問題はほとんど起きなかった、しかっし!ここに来て最後のドタバタが待っていた〜。
手続き(ターミナル2にて)をしたら係員が「出国審査はターミナル1に行って下さい。」と宣った。
え?ここから入れないの?この2から結構離れた(歩くと15分位かかる)1まで行かなきゃならないんスカ?
ヤバイヤバイ急がないと〜出国審査も絶対混むでしょ!とスタスタ移動。行ってみたらやはり混んでる!
やっと抜けたと思ったら向かうゲートがまた遠いっ!
スタスタからスッタスッタにギアチェンジしてゲートに向かうと声が聞こえる。
「ハリーアップッ!」
どうやらゲートクローズギリギリ(というか…実は少し過ぎていた…)で我々が最後の乗客者らしい!
スッタスッタからギュン!にギアチェンジして滑り込み…なんとかかんとかセーフ〜。
最後の最後で次に繋がる教訓が生まれた。
『空港にはちょっと早目に行こう!』
(終)

DAY 3

9/20(日)
この日は唯一のオールフリーデイ。
という訳で香港在住の友人であるKさんと待ち合わせて観光を。
まずは午前11時にちょっと早いランチになる。
香港大学近くの最近流行りの店という所に連れていかれる。
4、5名並んでいる。しかし回転が早いので10分程度で入店。
香港は狭い店では相席は日常的。皆さんギュッとなってザンッザン食べている。
オススメだった「米粒を20倍位に細長くマカロニ風にふやけさせた柔らかい物(全長3cm)を焼きそば的な味付けで処理した一皿」は食感良くて美味しかったです。
その後はKさんの提案で「ヴィクトリアピークを歩いて登る」に挑戦。
香港の街が一望出来る事で有名な小高い山の上に、普通の観光だったらバスや地下鉄を利用して快適にアクセスするのだが、あえてそうせず地元の人々が散歩やワークアウトのコースとして使っているハイキングコースを行ってみよう、と言うのだ。
これは面白いとスタートしてみたが、これが結構な「山登り」だった!
しかしおじいさんみたいな感じの方がスイスイ登って行くのをみたら負けていられない。
最初は「これは厳しいな…」と思いましたが道の途中からちらほら見える色々な角度からの景色に癒され勾配はさほど気にならなくなりました。
そして談笑しながらコツコツ歩くこと1時間ちょっと。
昨夜に負けない位に良い汗をかいて展望台に到着〜。
有名な夜景とは違って昼間の景色は曇が幻想的な雰囲気を演出している。改めて見る街はやっぱり「ギュッ」としていますね。
その後も歩いて下り街中に入る。
最近盛り上がっている『PMQ』という施設が興味深かった。
古くなった公共の建物をちょっとお洒落に商業&アートの施設にリサイクル、みたいなスポットだ。その発想と雰囲気は横浜赤レンガ倉庫を思い出させる。
最後はフェリーに乗って運河を渡りKさんとは別れる。
今回もありがとうございました〜。
降り立った先にある「九龍公園」が面するネイサンストリートを北上した所に宿泊しているホテルがあるので「今日最後の散歩!」とばかりに歩く。
その途中のスーパーに寄って小さな買い物(ちょい食いパン)をしたり、地味なCDショップで「香港デュエット名曲集」みたいな渋い一枚を購入したりして部屋に戻る。
帰ったらドッと眠気が…。
お気に入りの「香港の懐かしのテレビドラマチャンネル」をゴロゴロしながら見ていたら、寝てしまった…。
(続く)

DAY 2

9/19(土)
午前はフリーだったので毎回お土産を調達する店に行き、早くもベーシックなお土産を購入する。これで一先ず安心。
その後準備をして地下鉄で移動。そして午後3時過ぎにパーティー会場に到着。
その場所は、東京で言えば池袋ぐらいの街中に密集したデパート群の中の一つの8Fにあるテラスで、300名以上の来客が集まる広さ。
我々の演奏エリアはその端にあり、見渡すと周りは高層ビルばかり。
ここでギャンギャンピーヒャラ音出して大丈夫か?と心配になりましたが、やはりリミットがあり「バンドで音出せるのは午後10時まで」との事。
午後7時からスタートするパーティーに出演するバンドは3つ(.織いらの女性ヴォーカルのお洒落なバンド地元香港の洋楽カバーのロックンロールバンド2罅)。我々の出番は午後9時過ぎ。バンドの演奏以外にも抽選会等のイベントがある。時間が押したら…我々の出番はあるのか?…。
といった心配と共にパーティーはついにスタート!
しかしいざスタートしてみたら意外にも定刻(よりちょっと巻く位)でトントン進行していき、あっという間に出番となった。
先ずはあらい君が2曲弾き語りを披露。そしてバトンを受けまして我々が登場!
夜になっても暑かった為、ドラム&ギターはしょっぱなから上半身裸!そんな中の私の今回の装いは「浴衣」。…暑かった…。しかも動きまくるのではだけるはだける。
しかし手を抜く術を知らない我々はそれでも全力投球。汗とシャウトが止まる気配無し!
順調に進んだ狂熱のライブ。しかし最後から2曲目の途中で、スタッフの女性が袖にすっ飛んできてこう叫んだ…
「時間切れです!」
ヒー!マジすかっ!?…という訳でヴォルコフ君達は1曲を残して強制終了になってしまった!
しかしまあ結果的に最後になった曲は今回の主催者であるベニー・セキさんを讃える曲、『ベニー・B・グッド(ロックンロールの定番曲「ジョニー・B・グッド」の替え歌)』だったのでまあそれでも美しかったから良かったのではないかという事になりました。
ライブ終了後はCDを購入してくれた来場者の方々から声をかけて頂いたりサインしたりの交流があり嬉しかったです。
その中にはフランスからの方々もいたりして面白い。ついにあのアルバムが仏へ渡る…みたいな。
撤収が終わり関係者の皆様に挨拶して荷物まとめて会場を後にしたのは午後11時過ぎだった。
その時に気付いた…
「腹減った…。」
そうか…昼過ぎから怒涛のスケジュールだったのでほとんど何も食べていなかった…。
という訳で午前0時前になってようやくメンバーと夕飯となった。
場所を選んでいる余裕が無かったのでホテルすぐ近くの食堂に飛び込み麺を注文。
そこで私は店の人が勧めた「牛肉とチンゲン菜が乗った麺」を注文したのだが、出てきた物にはチンゲン菜は乗っていなかった。
おや?じゃあこれはせっかくの機会だからと思い、店の人(おばさん)に聞いてみました。
「これ、メニューにはチンゲン菜乗ってますけど、これには乗ってないですけど〜。」
するとおばさんはこう言いました。
「このメニューの方がTOO MUCHなんです。」
え〜!?そっちが作ったメニューなのに他人事みたいに「このメニューはやり過ぎ」とか言う訳?何そのロジック!すげーな!
一堂爆笑でした。だからもう許しました。勉強になりました…。
「このメニューにはやり過ぎの写真が掲載されている場合がございます」
この文言、を是非載せて頂きたい!
(続く)