映画じゃない

英疲れ様です。
それほど期待していなかった『KINGSMAN THE SECRET SERVICE(邦題「キングスマン」)』を鑑賞。
ごめんなさい、最高でした。
「キックアス(勿論1作目の方)」好きの方には自信を持ってオススメ致します。
『MONEY FOR NOTHING』でスタートした段階で前のめりになり『GIVE IT UP』で爆笑。『SLAVE TO LOVE』でニヤニヤして最後はTAKE THAT。選曲でも盛り上がる。
マーク・ハミルには最後まで気が付きませんでした…。
そしてラストの沢山の爆発の演出にはモンティパイソンのDNAを見た。
この作品のテーマとしては台詞にもある
「これは映画じゃない」
が上げられる。
意味としては「これは現実として起きている事ですよ」でしょうか。
近年のリアル、シリアス路線のスパイ映画がどうも「単なる内輪揉め」のストーリーが多く、リアルな雰囲気を醸し出している様でありながら結局現実的でなくなってきてしまっているのに対して、今作は非現実的な雰囲気でありながらガッツリ世相をぶった切っていてリアルだと言えるのではないか。そんな昨今の「スパイ映画」状況にも一石を投じた作品にもなっている。
後半の名場面である「無料」で踊らされ殺しあう人々。
その「人々」は見た目は完全に「ゾンビ」だが一応まだ人間だ。それが問題なのである。
もはや正気と狂気の境目があいまいになってきている。
そしてその「あいまいゾーン」が一番の市場になっている。
これは、映画じゃないですよ〜。
さてどうやら次回作の予定があるらしい…。
「キックアス」の二の舞にならないよう祈り続けたいと思います。

  • Category: 飯野雅彦
  • Posted by: 飯野 雅彦
  • Comment : (0)

コメント